開発のきっかけ
The Story Behind the Development
元々アルミのパーツ生産を得意としていたトリマーズの高い技術力は、他にも活かせるのではないかと考えていました。 コロナも落ち着き、いざ旅行や出張に行こうと思ったとき、自分が“欲しい”と思えるスーツケースが世の中に存在しなかったんです。 トリマーズの技術力を使えば、40〜50代の男性――良い物を持ちたいと考えるこだわりの強い層にも響く、新しいキャリーケースが作れると確信し、開発を決意しました。
細部に宿るデザイン思想
The Spirit of Design
-
開閉設計
最大のこだわりは“開閉デザイン”です。 車のトランクのような利便性を取り込みながら、洗練された男らしさを表現するために設計しました。 日常の使いやすさとデザイン性の両立を目指し、細部のディテールに至るまで幾度も試行錯誤を重ねています。 その積み重ねが、直感的でスムーズな操作感と、美しいフォルムの両立を可能にしました。 -
ハンドルデザイン
もう一つは“ハンドル”。キャリーオンの中で最も人が触れる部分だからこそ、デザインと機能性の両立を徹底的に考えました。突き詰めていく中で、ドアノブが常に人の手で握られることを前提に設計されていることに気づき、そこから着想を得ています。 ただ、この二つを形にするためには、オリジナルの型の製作費や構造設計など大きなハードルがあり、本当に苦労しました。 -
異素材ハイブリッド構造
さらに素材選びも妥協しませんでした。Carryon にはフロントにアルミを、本体にポリカーボネートを採用しました。Rolling Duffle30はフロントにアルミ、本体に高強度ナイロンを組み合わせた設計です。いずれも重厚感・柔軟性を兼ね備えシーンを問わず洗練された佇まいを保ちます。
唯一無二のデザインに辿り着くまで
完成したキャリーオンは、まさに唯一無二。これまでに見たことがない斬新な機能と、上品で洗練されながらも強いこだわりを感じられるデザインに仕上がったと思います。とはいえ、ここまで辿り着けたのは自分ひとりの力ではありません。何度も試作してくれた工場の方々や、試作品に意見をくれた事務所の仲間のおかげです。だからこそ、“世の中の製品に物足りなさを感じているユーザー”に、1人でも多くこのキャリーオンを届けたいと強く思っています
今後の展開について
Our Future Direction

今後は同じデザインでもサイズバリエーションを広げ、用途に合わせて選べるようにしていきたい。またキャリーケースにとどまらず、メンズのトラベルシーンをさらに豊かにするアイテムを展開していきたいと考えています。
